毎日、忙しくしている私たち社会人や受験生にとって何度も何度も復習している時間余裕はなかなかとりにくいですよね。大切なことは復習するタイミング。
「覚えた直後」に復習するより
時間が経ってから復習するほうがよいようです。
「バラード=ウィリアムズ現象」といってこんな実験があります。
小学生に3,4行の短い詩を覚えてもらって1つのグループは教えた後、すぐ復習する。もう1つは次の日に復習する。結果として次の日に復習したグループの方が定着が良かった。このことからも、記憶の定着には、覚える→忘れる→覚え直すことが大切なんですねΣ(゜Д゜)
私も自身の経験からも覚えたい参考書とか単語集とか、忘れた!ちきしょーって悔しい思いをしながら必死で覚えたものは、ずっと忘れないもんね。
塾まなびでも、生徒といろんな話をします。いい話だけではなくて勉強で大変だったこと、どうやって覚えようって悩んだり、分厚い参考書買ってきて、はじめは難しすぎて大変だったこととか。
でも諦めなかった、何度も覚えなおしたからできるようになりました。分かることが増えていった。そんな感じです。
話をもどすと、私は覚える→忘れる→悔しがる→覚え直すほうがしっくりきます。
感情を入れて覚え込もうとする意欲が記憶の定着を深める気がする。
個人的な感想ですが。
「バラード=ウィリアムズ現象」の効果が最大になるのは2~3日後ということですから、学習スケジュールを組むときの参考にされてるとよいかもしれません。
6月になり、普段の日常が戻ってきたかのようです。穏やかな毎日を願って、受験生といっしょに進んでいきます。
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