今回は新しい入試の全体像を説明します。
いまの広島県の高校入試は2月の初めから3月の終わりにかけて選抜Ⅰ(推薦試験)と選抜Ⅱ(一般入試)そして選抜Ⅲ(2次募集)と3回、行ってますよね。
それを2023年春に、いまの中学2年生が受ける広島県の高校入試のときに、この選抜Ⅰと選抜Ⅱがひとつにまとまって一次選抜っていう入試になります。
二次選抜の方は選抜Ⅲと同じように考えたらよくて、1次選抜が終わって定員に空きがあれば行うよというようになっています。
どういうことが起こりそうか考えてみました。
福山市近辺の県立高校では倍率が1倍を超えているような高校は二次選抜はないと考えておいた方がよさそうですね。
一次選抜で合格者が定員に達すると、二次選抜は行えないですから。
これまで、選抜Ⅰと選抜Ⅱが一つにまとまってしまうから、一次選抜の1回のチャンスで合格、不合格が決まってしまうということになるかもしれません。
内申点が良くて面接、小論の入試に向いている人(選抜Ⅰタイプ)も5教科の学科のテストが必要になってきます。
それから、これまで選抜Ⅱの5教科の入試を受けていた人も自己表現でアピールするようになります。選抜Ⅰの要素が入ってくるんですね。
中学校の3年間で勉強だけではなくて、何かにチャレンジしたり、努力したことを自分でアピールできるようになるよ。
保護者の方には、本人のしたいことを積極的に取り組めるように応援したり、勉強以外で頑張っていることを評価してもらえるじゃないって励ましてあげれますよね。
これってとってもいいことかも。引き続きブログで取り上げていきます。
今回の広島県入試の変更は高校や中学校の先生の入試時期の短縮につながるから、学校にとっても良いことだと言われています。
入試の回数が減ると、例えば、高校の先生が大学入試に向けた準備とか手続きの方に時間を使えるようになったりする。
だけど、受験生のみんなにとってみるとちょっと複雑ですよね。入試が1回に減るから。。。
これまで選抜Ⅰで難しい高校にチャレンジで頑張って受験するということもできたけど、1回の入試だとより合格できるように準備しないとね。
本当に自分の行きたい高校はどういう学校で、いまの学力はこのあたりだから、どのぐらい内申や偏差値を上げたらいいか、具体的な合否ラインを見ながら考えないとね。
塾まなびでは詳細な合否ラインが分かるから、面談時にお話ししていますが、みんなに共通することは、高校入試の準備はスタートダッシュが大事ってこと。
高校の方も受験生が困らないように、自分たちの高校はどういう学校で、どういう生徒にきて欲しいのかっていうアドミッションポリシーを大学と同じですけど、公開するようになります。
これをもとに生徒が受験校を決めていくと言われているけど、塾の先生は、みんなが行きたい高校に行けるようにしなきゃね。
学校にみんなが選ばれるんじゃなくて、みんなが行きたい学校を選ぶことができるように、塾の先生ががんばらないといけないなと思っています。
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