今回は2023年度の国語をガチ論評してみました。
評論、小説、古文、漢文と例年と変わらない構成でした。
詩やエッセイはなし。設問が多少増加したものの、難易度は比較的易しめ。旧センター試験にもどった感もありますね。
小説では梅崎春生の「飢えの季節」です。
第2問の初めに1948年発表や第二次世界対戦の終戦直後などヒントがありましたが、「戦後派文学」ですから、「政治的イデオロギー」や「新しい生き方」、「戦後の虚無感」も注目すれば解きやすい。
心情理解の問題がやけに多かったのも、実はこういうところからきているかなと。
kindle本でもでているのでよかったら是非。
全体的に設問の順番が次の問いへの足掛かりになるように作られていて、知識だけでは解けないような、 かなり良問ぞろいだったように思います。
小論文では、類似した文章を「くらべ読み」しながら読解していくことがメインした。
論理展開はラクでしたから、読む力はそれほど必要ないけれど、どう選択肢から選んでいくかって所がポイント。
別の観点から考察した後、注目すべきポイントを教えてくれる親切さもあります。
それぞれの特徴を抑えて整理すれば楽勝です。
来年度の国語の教科書にも採用されるようですね。
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