中学受験 個別指導塾で何気ない会話から意識を高めるには。
新型コロナウイルスの流行で普段なら気にならないような受験生の咳1つも心配になってします日々です。
学校の臨時休校が始まりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
生活のリズムを守って、環境を整えることが中学受験生にとっても最大の応援なのかもしれません。
今回は中学受験生徒のなにげない会話から。
勉強のできるお子さんも本格的な中学受験期を迎える5年生の3月に気持ちが足踏みすることもあります。保護者の方からご家庭でも話しているんですが、本人がよく分かっていないようなので、先生からお願いできますかとのこと。勉強が嫌ではなく、よく頑張るんですが、誰でも「なぜ中学受験するのか?」と疑問に思うこともあるんですよね。「自分のためになるんだよ。」とか、「将来の選択の幅が広がるよ。」と話しても、ピンとこないこともありますよね。
ですから塾の先輩たちの体験を話しました。
「中学受験をした子にね、小学生の時はすぐにカリカリする子で、その時はあまり勉強できなかった子がいたんだよ。すぐイライラしちゃう子だったけど、中高一貫校に進んで、いいお友達にたくさん出会って少しずつよくなったんだよ。塾でもがんばれるようになった。それでいまはお医者さんになっている。お仕事はって聞かれてお医者さんって言えば、よっぽど賢いんだなぁって思うよね。でも小学生のときのその子はそうじゃなかった。中高一貫校に進んでいい友達に出会えてがんばれたことが本当に良かったんだね。」
聞いていた子の目が大きくなって、「へーっ!」と、とても驚いていました。
「頑張っているまなびの先輩たちの話、聞きたい?」「うん、聞きたい。」「そうだね、イメージしやすいかもしれないね、またたくさん話してあげるね。」
後日、親御さんから家でもその話をしていましたと聞き、やはりうれしかったです。時間のあるときには、ゆっくり将来について話してみるのもいいかもしれませんね。
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